路地狗

路地裏を彷徨う狗にも似て、また異なれり。

【夢】猛レース

チキチキマシーン猛レースみたいな夢を見た。

細かい内容は忘れてしまったが、最初はチャリのような乗り物で、数人の競技者と、坂道の上下往復の順位を競った。

坂はカーブもあって、街中の坂なのか、あるいは山中の峠なのか、よく分からない。

ただし、人通りは疎らにあった。

団体競技なのか、個人競技なのかも曖昧で、とりあえず自分が登って下ると、次の走者が待っていて、バトンを手渡した。

チャリの後はカーレースだ。

二台の車に四人づつのグループで分かれて、片田舎の市街を猛スピードで走る。

街の中は平常通りに歩行者も一般車も走っていて、それらを気にしながら走る競技のようだ。

自分の運転する車は、赤いスポーツタイプの車だった。

車種はおそらく空想だが、何となくC3型コルベット・スティングレイのような外観の車だ。

新品ではなく薄汚れていて、赤色も真っ赤ではなく、もはやオレンジ色に近いくすんだ色味になっていた。

同乗者たちは皆知り合いという設定だが、もちろん毎度の夢設定で、現実の生活には存在しない人たちだ。

途中、曲がり道から現れた車が、派手にスピンして大破する。
オレンジ色のワゴン車だ。

私はそのワゴン車を以前にも見たような気がした。確かに少し前にも同じワゴン車が衝突して大破した記憶がある。

ワゴン車のドライバーは無傷で、歪んだ車体から渋面をして降りる姿がチラリと見えた。

そのドライバーを見て私は確信した。
やはりあれは、前に事故って大破したワゴン車と同じ。

あれはたぶん、大破のテストをしているのだろうと、私は解釈する。

アクシデントは次々と起こり、目の前でスリップする車も何度も現れた。あれらの事故は故意的なもので、つまりこれは障害レースなのだろう。

一台の車が車道を完全に塞ぐ。

さすがに私たちは、突破することが出来ず、車を路肩に寄せて待機しなければならなかった。

待機する間、何故か座席を全て外して、それぞれ鞄のように持ち歩く。

しばらくして交通が回復すると、私たちは再び座席を戻し、急いで車に乗り込んで、レースを再開させた。

アクセル全開。
ひたすら突き進む。

私は、夢から覚める間際まで、ずっと猛スピードで、夜の街を疾走し続けた。

おしまひ。
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