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路地狗

路地裏を彷徨う狗にも似て、また異なれり。

【夢】奇妙な犬

今朝また奇妙な夢を見た。

夢の中で私は何匹もの野良猫や野良犬の面倒を見ていて、私の他にも仲間が何人かいる。

白い子猫の様子が変で、私は風邪でもひいたのじゃないかと心配になる。

面倒を見ている仲間にも子猫の様子を注意して貰うため、話をしておこうと、住宅地の中、皆を探す。

探していると、野良の餌場の一つでプードルをもっと大きくしたような毛並みの良い犬を見かける。

最近、界隈に現れた野良犬のようだが、この犬も具合が悪そうだ。

私が「この犬も風邪かな?」と独り言をつぶやくと、犬が微かに頷く。

驚いて幾つか話をすると、やはり理解しているような反応を示した。

思い切って「人の言葉が分かるのか?」と尋ねると、犬はこの問いにも頷いた。

すごい犬が現れたと思っていると、犬は前脚を使って、おもむろに自分の鼻先を取り外す。

鼻先だけでなく、私が呆気に取られて見てる前で、他の部分も次々外して行く。実は犬ではなく、犬に化けた女性だったようだ。

彼女は野良犬や猫の様子を見るため、自ら犬のフリをして、野良に混じって観察していたらしい。つまり犬猫の面倒を見ていた仲間の一人だった。

いつしか辺りは、屋外ではなく、スーパーマーケットに変わっている。

人の姿に戻った女性は、そのまま何事もなかったかのように、買い物カゴを下げてレジへと向かう。

私も何故かレジの店員の一人になっていて、彼女が犬に化けていたことを他の店員に話そうか迷うが、結局、誰にも話さない。

私が彼女の秘密を話さないのをいいことに、彼女はレジにいた顔見知りの女性店員に向かって、人語が分かる犬を見かけたと話し、反応を楽しんでいる。

私は(自分が化けていたくせに)と、彼女のことを怪訝に思う。

その辺りで目が覚めた。


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